2013-11-11から1日間の記事一覧

いつまでも快適に暮らす

入居後のランニングコストは、検討段階では重視されない傾向がありました。 建てた時点で家づくりが完了するのであればそれでもよいのですが、実際の生活はそこから始まります。 まずは、電気・ガス・水道代などの日々の生活にかかわる「ランニングコスト」…

「予算オーバー」はこうして防ぐ

家づくりでは、最初に描いていた予算をオーバーするケースが多いことも事実です。 純粋に家を建てるお金だけでなく、ローンの支払い・保険料・税金・登記代・引っ越し費用、その他もろもろの出費が伴います。作業の効率を阻害する予期せぬ要因もあります。 …

「見積り」はこう攻める

住宅業界の見積りに対して、「どんぶり勘定」「不透明」といった悪評があります。 しかし、外部からそう見えてしまうのには無理からぬ側面があります。 住宅は、本質的には一棟一棟、手づくりで建てられます。単純に自動車を組み立てるようにはいきません。…

「坪単価」「本体価格」からわかること

新聞広告や折り込みチラシには、価格の目安として「坪単価」や「本体価格」という表示が出ています。 「坪単価」とは、完成した建物の値段である「本体価格」を、坪数(一坪3.3・)で割った値段のことです。この数字だけを見ると、グレードや設備など、数字…

完成後のコストも抜かりなく計算

家づくりは、「建ててしまえば、それで終わり」ではありません。 本当の意味での家づくりの成功は、家族の「将来も含めた、生活の質や豊かさ」で測るべきだと考えています。 ギリギリの予算を組んで、どんなに素晴らしい家を実現しても、建てたあとの生活を…

「いくらかかるか」より「どこに、いくらかけるか」

低予算でも、テーマや構成、脚本がしっかりした作品には、巨額の製作費をかけた大作にはない魅力があります。 家づくりにも同じようなことがいえると思います。 お金のかかった立派に見える家が必ずしもよい家ではない場合があります。見た目の派手さの裏に…

バリアフリーは形から入らない

バリアフリーは、単純に段差や手すりだけの問題としては語れません。 手すりがあるに越したことはありませんが、若くて元気なうちは、ある程度のバリアは運動の刺激にもなります。広めの傾斜がゆったりした階段にして、あえてお年寄りに上り下りしてもらうな…

収納はあればあるほどモノが増える

住まいを狭く感じる理由に、モノが増えすぎることがあります。 もったいない、捨てられないということで、どんどんモノが増えていきます。しかし、その原因として、収納スペースをつくりすぎるという場合が意外に多いのです。しまうための収納ではなく、「使…

家事動線を結ぶ「抜け道」

家事のしやすさは、間取りを考える際の大きな柱の一つです。動線や機能性を優先して間取りを考えた場合、次のような考え方もあります。 廊下や階段を大通りとすれば、キッチン回りに抜け道を用意するというものです。 簡単に家事といっても、いろいろなこと…