収納はあればあるほどモノが増える

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住まいを狭く感じる理由に、モノが増えすぎることがあります。

 

もったいない、捨てられないということで、どんどんモノが増えていきます。しかし、その原因として、収納スペースをつくりすぎるという場合が意外に多いのです。しまうための収納ではなく、「使うための収納」と考えて、使わないものは思い切って全部捨てる。そう割り切って、スペースをつくり過ぎないことが収納のコツです。

 

家具類は、思った以上に空間を占領します。機能的にも、また心理的にも、生活スペースを圧迫します。そこで納戸を一つ用意して、ふだん使わないものはすべてひとまとめにする。最低限の収納を組み込んで、生活スペースには一切、収納家具を置かない。そうすれば気分もすっきりして、住まいにゆとりを生むことができます。

 

また、生活動線を意識して、どうしても必要な場所だけに限定して、コンパクトに収納を配置する。そうすれば、収納はずっと機能的なものになります。

 

このほかに、収納計画の三つのポイントを紹介します。

 

1,あらかじめ収納するモノや大きさについてリストアップしてプランを立てる。

 

2,家族で頻繁に使うものは、動線に配慮して、出し入れがラクな位置に配置する。

 

3,湿気がたまりやすい場所は、調湿機能に優れた無垢材を使用する。