ステンレスのメンテナンス

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ステンレス(ステンレススチール)は、クロム、ニッケルなどの金属を合わせた耐食性をもつ合金のことで、美観の高さと丈夫さから機知音キャビネットや厨房機器、浴槽、家電製品など多方面で利用されています。ステンレスの汚れの傾向は、キッチンキャビネットや厨房機器、食器洗浄機などの家電製品、換気扇やフィルターでは、直接付着した食品や飲料の汚れ、料理から発生する油煙に絡んだ油汚れ、手あか、ほこりなどが多く見られます。

 

このなかでも最も厄介なのは油煙による油汚れです。家具や家電に使われているステンレスも同様で、食品飲料の汚れ、料理から発生する油煙(油汚れ)、手あか、たばこのヤニ、あるいは土や砂やほこりなどです。ステンレスはすぐに錆びることがなく、相当汚れが付着しても機能の低下が見られないので、かなり汚れが進行するまで手入れせず、後で手を焼くというのが一般的です。

 

 

 

1)ステンレスは高濃度のアルカリ性洗剤に対しても腐食(発錆)することがないため、頑固な油汚れを落とす場合はやや濃度の高いアルカリ性洗剤で拭き上げ掃除を行います。

 

2)丸洗いできるものであれば、アルカリ性洗剤の溶液に浸けおき洗いをすることもできます。

 

3)丸洗いできないものは、ウエスや布、新聞紙、ペーパータオルなどにアルカリ性洗剤液をしみ込ませ、湿布をする要領で貼り付け、油汚れを落とします。汚れが堆積しないうちの手入れが肝心です。

 

4)洗浄後にステンレス用のツヤ出し・保護剤を塗布しておくことも、美観を保つうえで役立ちます。

 

 

 

1)弱アルカリ性洗剤あるいは中性洗剤、あるいはガラス用洗剤などを利用し、拭き上げます。家電製品などのステンレス部分には直接洗剤を噴霧せず、ウエスや布に吹きかけたもので拭き上げるようにします。

 

2)洗浄後にはステンレス用の艶出し・保護剤で手入れしておくとよいでしょう。